山形県旅行のおすすめ地域5選

旅行
記事内に広告が含まれています。

山形県のおすすめ5選

鶴岡市

出羽三山歴史博物館

山形県にある歴史的な博物館です。ここでは、出羽三山(月山、湯殿山、葉山)に関連する展示や解説が行われています。これらの山々は、美しい自然景観と歴史的な意義を持っており、多くの人々に親しまれています。博物館では、出羽三山にまつわる歴史や文化に関する展示が行われています。それぞれの山の歴史や信仰、登山の歴史などについて学ぶことができます。この出羽地方の伝統工芸品や文化財も展示されています。木工品や漆器、陶器など、地域独特の工芸品を見ることができます。

厳島神社

厳島神社は、山形県鶴岡市にある歴史的な神社です。この神社は弁天島に鎮座しており、美しい朱色の鳥居が3基立っています。祭神は田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の三女神です厳島神社は、毎年4月15日に行われる神輿流しの例祭で有名です。この祭りでは、白装束を着た若者たちが神輿を担いで集落を回り、雪解け水が流れる鼠ヶ関川に入り、豊漁と豊穣を祈り、水を掛け合います。勇壮な祭りとして親しまれています。

羽黒山五重塔

羽黒山五重塔は、山形県鶴岡市の羽黒山にある室町時代に建てられた五重塔です。羽黒山五重塔は、奈良時代に建立されたとされ、日本最古の木造五重塔の一つとされています。その後、数度の火災や戦乱で焼失・再建が繰り返され、現在の塔は江戸時代に再建されたものです。

  • 所在地: 山形県鶴岡市羽黒町手向(羽黒山境内)
  • 高さ: 約29.2メートル
  • 構造: 三間五層の杮(こけら)葺き素木造り
  • 特徴:
    • 東北地方で最古の塔とされ、昭和41年に国宝に指定されました。
    • 羽黒山の三神合祭殿へ至る参道の途中に建っています。
    • 近くには樹齢1000年の巨杉「爺杉」があります。
    • 塔の所有者は出羽三山神社(月山神社、出羽神社、湯殿山神社)です。

鶴岡カトリック教会天主堂

山形県鶴岡市に位置するカトリック教会の主要な礼拝堂です。1903年(明治36年)この教会は、ヨーロッパ中世紀頃のロマネスク様式を持ち、日本で唯一の黒い聖母像があることで知られています。

  • 所在地: 山形県鶴岡市馬場町7-19
  • 建築様式: バジリカ型三廊敷きロマネスク様式
  • 高さ: 23.7メートル
  • 正面の幅: 10.8メートル
  • 特徴:
    • フランス人神父パピノの設計により、日本人大工相馬富太郎が建築した。
    • 内部には「黒いマリア像」が飾られており、フランスのデリブランド修道院から寄贈されたもので、日本に唯一存在するものです。
    • 絵窓はステンドグラスではなく、絵が描かれた透明な紙を2枚のガラスで挟んだ「窓絵」が使用されています。

月山

山形県中央部に位置する標高1,984メートルの火山です。この山は出羽丘陵の南部にあり、現在は噴火活動がなく、死火山とされています。月山は古くから山岳信仰の対象とされ、修験道や仏教の修行の場として親しまれてきました。山頂には修験者の修行場である月山寺があり、多くの参拝者や登山者が訪れます。月山は山形県を代表する人気スポットで、四季折々の自然を楽しむことができます。夏スキーや登山、紅葉観賞など、さまざまな楽しみ方があります。特に登山は、初心者から上級者まで楽しめるコースが充実しています。

米沢市

米沢城址

山形県米沢市にある城跡であり、歴史的な遺跡です。米沢城は、戦国時代から江戸時代初期にかけて存在した、最上氏の拠点でした。最上氏は出羽国(現在の山形県)を支配する大名であり、米沢城はその中心地でした。初代最上義光によって築城され、後に義光の子である最上義康によって拡張されました。特に、最上義康によって城の規模が大きく拡張され、現在の形に整備されました。伊達政宗の出生地でもあり、現在は松が岬公園として整備されています。この城は続日本100名城にも選ばれています

主な改修者: 伊達晴宗、蒲生郷安、上杉景勝

主な城主: 長井氏、伊達氏、蒲生氏、上杉氏

廃城年: 1871年

上杉神社

山形県米沢市にある著名な神社で、戦国武将の上杉謙信を祀っています。江戸時代初期に米沢藩の初代藩主である上杉家政によって創建されました。祭神としては、上杉家の祖である上杉謙信やその一族が祀られています。上杉家は、戦国時代から江戸時代にかけて出羽国(現在の山形県)を支配し、米沢藩はその中心地でした。上杉家は日本の歴史において名門として知られ、上杉神社はその歴史と栄光を称える場となっています。

上杉家廟所

山形県米沢市にある廟所であり、米沢藩の初代藩主である上杉家政をはじめとする上杉家の歴代藩主やその家族が祀られています。元々は米沢城内の御堂の避難所として建てられましたが、上杉景勝の没後、米沢藩主代々の墓所となりました。現在、杉木立の中に謙信公から12代藩主までの廟屋が整然と立ち並んでいます。現在の上杉家廟所は、謙信霊柩を中央にして、その左右に歴代藩主の霊廟(墓所)が厳かに立ち並んでいます。歴代藩主の埋葬方法は異なり、火葬から土葬へと変わっています。

上杉博物館

山形県米沢市にあるミュージアムで、上杉氏ゆかりの貴重な品々や国宝が収蔵されています。1950年に開館しました。上杉家が長く栄えた地域にあります。上杉家は、戦国時代から江戸時代にかけて出羽国(現在の山形県)を支配し、米沢藩を治めました。その歴史や文化は日本の歴史に深く刻まれており、上杉博物館はその貴重な遺産を紹介する役割を果たしています。

天元台高原ロープウェイ

米沢市にあるロープウェイで、美しい自然景観を楽しむためのアクセス手段として人気です。天元台ロープウェイは、米沢市の市街地から天元台へと登るための交通手段として、1963年に開業しました。標高約470メートルの丘陵地帯に位置し、市街地や周辺の自然景観を一望できる展望台として知られています。ロープウェイは、観光客や地元の人々にとって、天元台へのアクセスが便利です。夏山リフトは3基乗り継いで標高1,820mの北峰台まで運行されて、日本一長い夏山リフトとして知られています。

酒田市

鳥海山

鳥海山(ちょうかいさん、ちょうかいざん)は、山形県と秋田県に跨がる標高2,236メートルの活火山です。山頂は山形県側にありますが、秋田県側に山頂があると主張する秋田県民で山頂争いが多々あります。出羽三山(月山、朝日山、鳥海山)のひとつであり、出羽富士とも呼ばれる山の一つです。鳥海山は、山形県鶴岡市と秋田県鹿角市にまたがっており、山頂からは日本海や周辺の山々を一望することができます。また、鳥海山の周辺には多くの湖沼や温泉があり、鳥海山は日本百名山や日本百景の一つとしても知られており、2007年には日本の地質百選に選定され、2009年には国史跡「鳥海山」として指定されました。

羽黒山

山形県西置賜郡飯豊町に位置する標高1,084メートルの山であり、山形県内でも有数のパワースポットとして知られています。古来より修験道の修行場として知られており、山頂には修験道の寺院があります。修験者たちは、山岳信仰を通じて霊山としての羽黒山を尊び、山岳修行を行ってきました。また、平安時代から鎌倉時代にかけて、この地域を治めた飯豊氏や羽黒山城主である小野寺氏の影響も受けています。山頂まで2,446段の石段が続いています。この長い石段は修験者や参拝者にとっての試練となります。山頂には**出羽神社(三神合祭殿)**があります。

本間家旧本邸

山形県酒田市にある歴史的な武家屋敷です。本間家旧本邸は、本間家の3代目である三丘が、幕府巡見使のために建てた旗本2000石の格式を持つ書院造りの武家屋敷です。その後、本間家の代々の本邸として使用されました。豊かな商業活動で栄えた酒田市の中心部に位置し、本間家は、江戸時代から続く酒田の豪商であり、米穀商としての富を基盤に、文化や芸術への支援も行ってきました。この旧本邸は、その歴史的背景と美しい建築様式で知られて、その歴史的及び文化的価値から、国の重要文化財に指定されています。

酒田海鮮市場本舗

山形県の酒田市にある市場で、酒田港の傍に位置しています。この市場は、新鮮な庄内浜産の地魚を中心に販売しています。1階の菅原鮮魚 さかた海鮮市場本舗では、魚介類を購入できます。また、2階には海鮮どんや とびしまがあり、海鮮丼などの食事を楽しむことができます。ウッドデッキや送迎テラスからは酒田港を一望できるのも魅力です。新鮮な海産物を使った料理を提供する飲食店も多数あります。これらの店では、地元の食材を活かした伝統的な料理から、現代的なアレンジを加えた料理まで幅広く楽しむことができます。特に、寿司や海鮮丼など、新鮮な魚介類を味わいたい人にはおすすめです。

酒田温泉

山形県の日本海に面した港町、酒田市は、温泉が湧き出す隠れた温泉王国として知られています。この地域は、豊かな自然環境、新鮮な海の幸、そして歴史的な背景を持つことで知られており、その中で酒田温泉は、訪れる人々にリラクゼーションと癒しを提供する場所として親しまれています。日帰り入浴施設から宿泊施設まで、様々なタイプの温泉施設があります。それぞれの施設で異なる特色を持つ温泉浴を楽しむことができ、温泉だけでなく、地元の食材を使った料理なども楽しめます。

天童市

最上義光歴史館

形県酒田市にある歴史的な博物館で、最上氏一族の城郭や最上義光に関する資料や展示物を多数保有しています。最上義光は、江戸時代初期に山形県を中心に勢力を拡大し、最上氏を樹立しました。最上義光や最上氏に関連する古文書、武具、衣装など、貴重な歴史資料が展示されています。これらの資料を通じて、当時の生活や文化、人々の思いを垣間見ることができます。

山形県郷土館【文翔館】

山形県の豊かな歴史、文化、自然を紹介する博物館です。山形県内外から集められた様々な資料を展示しており、県の歴史や文化遺産に関心がある人にとって貴重な学びの場となっています。中でも一際存在感があるのが「文翔館」です。文翔館は、山形県山形市の中心部にある国の重要文化財「山形県旧県庁舎及び県会議事堂」を修復・利活用している施設の愛称で、正式名称は「山形県郷土館」です。さらに、稼働しているものでは国内でも2番目に古い100年を超える時を刻む時計台もあります。文翔館は山形市観光にぜひ訪れたい場所の一つです

蔵王連峰

東北地方の中央を南北に連なる奥羽山脈に位置しています。宮城県と山形県の両県南部の県境に広がる連峰で、主峰は山形県側にある熊野岳(標高1,841メートル)です。この山は美しい自然、冬の樹氷(ジュヒョウ)現象、温泉地としても知られています。この地域は玄武岩と安山岩の成層火山群で、常時観測対象の47火山に含まれています。蔵王連峰周辺には、蔵王温泉をはじめとする多数の温泉地が点在しています。豊富な湯量と多様な泉質を誇る温泉地で、リラクゼーションや健康増進を目的とした訪問者で賑わいます。

天童市立博物館

山形県天童市にある博物館で、地域の歴史や文化、自然に関する展示を通じて地域の魅力を紹介しています。天童市の歴史や文化遺産に関する展示が行われています。古代から現代までの地域の発展や変遷、伝統文化や産業など、地域の特色を知ることができます。自然環境や地形、動植物などに関する展示もあります。地域の自然景観や生態系について学び、地域の自然に関する理解を深めることができます。天童市立博物館は、地域の歴史や文化に興味がある人や、地域の自然環境に触れたい人にとって、貴重な学びの場となっています。

天童温泉

 

山形県天童市に位置する温泉地で、古くからその泉質や効能で知られています。天童温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム – 塩化物・硫酸塩泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛、冷え性などに効能があります。また、美肌効果も期待できるとされています。天童温泉は古くから存在し、平安時代にはすでにその存在が記録されています。歴史ある温泉地として、多くの人々に愛されてきました。天童温泉周辺には、ホテルや旅館をはじめとする宿泊施設が多数あります。さまざまなタイプの宿泊施設があり、露天風呂や内風呂、貸切風呂など、さまざまな温泉を楽しむことができます。

山形市

山形城址【米沢城址】

山形城は、山形県山形市霞城町にある平城で、1357年に斯波兼頼が築城したとされています。別名は霞城(かじょう)または霞ヶ城(かすみがじょう)とも呼ばれ、国の史跡や日本100名城、日本の歴史公園100選にも選ばれています。戦国時代に最上氏の一族が築城したとされています。最上義光や最上義兼など、最上氏の一族が拠点とした城として知られています。山形城は日本国内で5番目に広い城郭であり、二の丸には5つ、三の丸には11の出入り門があり、奥羽では最大の城です、山形は実質100万石の城下町として繁栄しました

山寺

山形県山形市にあるお寺で、美しい自然と歴史的な魅力がある所です。1015段の階段があり、登りきると素晴らしい絶景があたりいちめん広がっています。階段を登ることが修行であり、登りきると煩悩を打ち消してくれるといわれています。松尾芭蕉が訪れたことで知られており、芭蕉の有名な名句で【閑さや岩にしみ入る蝉の声】が生まれました。

蔵王ロープウェイ

山形県山形市蔵王温泉にある索道で、蔵王山麓駅と蔵王地蔵山頂駅を結びます。山形市と宮城県の刈田郡蔵王町を結ぶ、全長2,276メートルのロープウェイです、蔵王ロープウェイには上中駅と山麓駅の2つの駅があります。

蔵王山麓駅(標高855m)から樹氷高原駅(標高1,331m)までを結ぶ索道です。冬季はスキー客や樹氷観光客、夏季は観光や登山客を対象としています。運行方式は複線交走式ロープウェイです。

 樹氷高原駅(標高1,331m)から蔵王地蔵山頂駅(標高1,661m)までを結ぶ索道です。所要時間は約10分で、2003年に日本のスキー場で初めて運用された「フニテル」が使用されています

山形県産業科学館

山形県山形市に位置する科学技術館で、産業や科学技術の普及啓発を目的としています。山形県産業科学館では、実験や体験型展示を通じて科学技術を身近に感じることができます。最新の科学技術や産業動向に関する展示や講座などが行われ、訪れるたびに新しい発見があります。子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめる展示があります。

山形蔵王温泉

山形県山形市南東部にある温泉地で、日本有数の古湯とされています。開湯は西暦110年と言われ、1900年の歴史を持っています。標高880メートルに位置し、蔵王連峰の西麓にあります。この温泉地は豊富な湯量と強酸性の硫黄泉が特徴で、「美肌の湯」「美人づくりの湯」とも呼ばれています。泉質は、ナトリウム・カルシウム – 塩化物・硫酸塩泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛、冷え性などに効能があります。また、美肌効果も期待できるとされています。温泉地周辺には、蔵王大吊橋や蔵王ロープウェイなどの観光名所があります。また、蔵王山や蔵王龍王岳などの自然豊かな登山コースも人気です。